子猫を拾ったらどうしたらいい?まずやるべきこととは?

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道ばたで「ミャーミャー」とかぼそい声で泣いている子猫をみつけたら、あなたはどうしますか?

私は実際に野良猫の赤ちゃんを保護し、現在は猫を3匹飼っています。

今回はもし子猫を保護したら、まず何をしたらいいのか、注意点などご紹介していきますね。

猫を保護する前にすること!

猫を保護する前に、確認してほしいことが2点あります。

野良猫かどうか確認する

本当に野良猫かどうか確認してください!

首輪がついている場合は、飼い主さんがいて迷子になった猫なので、この場合は保健所か保護団体に連絡してあげてください。

そして警察にも連絡しておくと、飼い主さんがみつかりやすいので、面倒でも連絡お願いします。

飼い猫なのに勝手に保護して飼うと、所有権侵害などの法律違反になるので注意してくださいね。

念のため、動物病院で猫の体内にマイクロチップが埋め込まれていないかを確認してもらう方法もおすすめです。

母猫がいないかどうか確認する

子猫を見かけたときにまず最初にすることは、母猫が近くにいるかどうか確認することです!

まわりを見渡してみてください。母猫と一緒にいる場合は、まだその子猫に母乳が必要な時期なので子猫だけ保護するのはやめてください。

もし、母猫も弱っている場合は一緒に保護してあげてくださいね。

子猫を保護したらまず動物病院へ連れていきましょう

子猫の近くに母猫がいない。

野良猫であることを確認したら、猫の健康状態をチェックするため、まずは動物病院へ連れて行ってあげてください。

猫の健康状態をチェックしてもらう

外で生活している猫は健康状態が悪く、栄養不足で衰弱している場合や病気をもっている可能性があります。

動物病院では、月齢・性別・体重・健康診断・ノミやダニなどの寄生虫の駆除・感染症の予防など一通りのことをしてくれます。

衰弱している場合は、子猫の命に関わるので急いで動物病院へ連れて行ってあげてください。

動物病院の費用

保護した猫を動物病院に連れて行くと、どのくらい費用がかかるのか気になりますよね。

これから詳しくご紹介しますね。

初診料で3,000円程度の動物病院が多いですが、それぞれの動物病院によって違いはあります。

また診療時間内か診療時間外かによっても異なります。

その他一般的な健康診断の費用は5,000円〜1万円程度です。

予防接種をする場合は5,000円程度、ノミやダニの駆除・予防で3,000円程度かかります。

合計で1万5,000円〜3万円程度かかる場合がほとんどですが、レントゲンや血液検査、病理検査が追加されることもあります。

時には入院が必要になるケースもあるので、それ以上の費用がかかる可能性も把握しておいてくださいね。

動物病院に連れて行けない場合

もしも動物病院にすぐ連れて行けない場合や、休診日・夜間の場合、応急処置をしてあげてください。

月齢の低い子猫はまだ自分で体温調整できないため、まずは子猫の身体をあたためることが重要です。

冬場であれば、湯たんぽやペットボトルにお湯を入れてタオルを巻いたものなどで子猫をあたためます。

この際、母猫の体温(37〜38℃)を超える高温に触れたままでいると、低温やけどをおこすおそれがあるので、体温よりも少しだけ高い温度のものを当ててくださいね。

また時間の経過による温度の低下に注意しましょう。

保護した子猫には、ノミやダニが寄生している可能性があります。

そのため、動物病院に連れて行くまでは、一時的にダンボール箱などに入れて隔離するなどの対策をして様子をみてください。

すでに先住猫がいる場合は感染のリスクがあるので、拾った猫と接触しないように注意する必要があります。

感染の恐れだけでなくケンカをしてしまう恐れもあるので、接触させるのは動物病院で安全を確認してからにしましょう。

まとめ

子猫を拾ったらどうしたらいいか、まずやるべきことについてご紹介してきました。

もしも、あなたが偶然猫を拾ったらどうしますか?

それは偶然ではなく、出逢うべくして出逢った。ご縁のある猫ちゃんかもしれません♡

私もそのご縁で出逢った猫ちゃんと暮らしています。

14年前、道ばたで泣いていました。

両目が目やにでくっついて見えない状態でした。

すぐに近くの動物病院に連れていき処置をしてもらいました。

先生から、「もうちょっとで失明するところだったよ。」と、言われたのを今でも思い出します。

保護してからは、病気をすることもなく元気に過ごしています。

あなたも、もしそんな出逢いに遭遇したらそのご縁を大切にしてくださいね。

きっと、癒やされる日々を送れることでしょう。

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